2011年09月10日
チャリティーセミナ-
東日本大震災復興応援チャリティーセミナーに参加しました。
第1部では
アーキサポート一級建築士事務所 代表 山下陽平さんから
4月25日~5月11日の17日間、宮城県の被災地を訪問した話がありました。
山下さんは、1級建築士として、被災建物の損害を鑑定し、被災者の建物に対する
不安を取り除くことを目的に行かれました。
2×4住宅が被害が多かったということ。
意外と、在来工法住宅が残っていたといわれていました。
2×4住宅のような面で支えられている住宅は、津波の勢いが強く
流されてしまったようです。
写真で見るかぎり、在来工法住宅の柱が残っていたりして、津波に意外と
強いという印象を受けました。
鉄筋コンクリートの住宅が1件だけポツリと残されていた写真がありました。
しかし、結局その場所に住み続けることはできず、立ち退かなければならない
ことになったようです。
現地に行かれた方の話は説得力があります。
情報発信できない話もあり、大変勉強になりました。
第2部では
地元FPの小栗裕子さん、新田ひろ美さんのお二人による
「災害に備えるお金のはなし」です。
火災保険にまつわる素朴な疑問をQ&Aで回答しました。
26問です。
わかっているようで、わかっていないことがあると思います。
参加者はきっと、勉強になったのではないでしょうか。
最後に緊急予備資金の考え方の話がありました。
緊急予備資金とは、保険とかではリスクをカバーできないときに
用意しておく資金のことです。
電化製品の故障、失業や休職による減給、災害に見舞われたときの生活費
のことです。
皆さんは、おいくらぐらい準備していますか?
150万円~200万円を用意できると安心ですね。
住宅ローンを借りる方もこの緊急予備資金をいくら残すかということは
とても大事なことですね。
セミナーは1時間30分ぐらいでしたが、暮らしに役立つ情報を
たくさん教えていただきました。
Posted by nenji at 16:28│Comments(0)
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