2011年05月06日
リスク管理の甘さ
久しびりの投稿となってしまいました。
今日は重いテーマについて語りたいと思います。
それは「リスク管理」
福島原発の事故
焼肉の集団食中毒
日本のリスク管理の甘さが露呈されています。
事なかれ主義の結果なのでしょうか?
東京電力の清水社長、焼肉酒家えびすの勘坂社長の謝罪する姿を見て痛々しく感じます。
この人たちだけが悪いのでしょうか?
電力会社には多くの役人が天下っています。
これでは原発を管理すべき国が民間に物を言える訳がないですよね。
厚生労働省は生食用の肉を提供する飲食店に対して罰則を強化するとのこと。
遅いですよね。遅すぎる。
今まで何を監視してきたのかといいたくなりますね。
「生食用の牛肉は流通していない」といわれていますが、「加熱用の牛肉を生食として提供していた」
ということになります。
焼肉業界では暗黙の了解であったとのこと。
飲食業界にも役人が天下っているとしか思えないですよね。
一握りの人間の利権のために、多くの国民が犠牲になっている。
それが事実だとしたら、とても残念なことです。
と書いているところで、浜岡原発全面停止要請のニュース。
これが政治主導というやつですね。
管首相が思い切った決断をしました。
しばらく、電力不足には悩まされることでしょうが、これでいいと私は思います。
日本経済にとっても、個人にとっても我慢を強いられることになりますが、
大きな犠牲を払うより、早めにリスクを摘み取ってしまったほうが賢明でしょう。
これを機に日本がよりよい方向へ向かうことを期待したいですね。
Posted by nenji at 22:53│Comments(0)
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